手紙にまつわるストーリー|バイオタイド

素敵な気持ちが綴られたラブレターは青春の思い出

私の人生で甘酸っぱい思い出として残っている手紙、それはコンビニでアルバイトをしていた頃に貰ったラブレターです。
ラブレターをくれたのは大学生の男性で、爽やかで同年代女性にとてもモテそうな青年でした。

彼は私がバイトをしていたコンビニの近くにある大学に通っているらしく、毎日のようにパンやコーヒーを買いにきていました。
最初は彼のことを「よく来る20代くらいの男性客」としか認識していなかったのですが、顔を合わせるようになり2ヶ月目あたりで話しかけられるようになったのです。

話しかけられると言ってもお会計のときに彼から「○○さんって読むんですか?」と私の名札を見て名前の読み方を聞いてきたり、「こんにちは」と挨拶する程度です。
年齢が近いからかとても人懐っこい人で、何だか彼から話しかけられることが毎日楽しみになっていました。
でも私がレジをしていない時は他のレジの人と男女問わず親し気に離しているので、「私だけじゃないんだ」なんてガッカリしていたのです。

そんなある日、私だけがレジカウンターにおり、他のバイトはバックヤードに、店内には彼以外のお客さんがいない時に、彼から封筒を手渡されました。
「これ、後で読んでください」と渡されたのはシンプルな白い封筒、休憩時間にドキドキしながら開くと、そこには彼の想いが綴られていたのです。

彼からのラブレター

どうやら彼は家族の都合で大学を辞めて海外に引っ越すことになったらしく、もう会えないことや、私に一目惚れしたことを書いてくれていました。

「もしも付き合ってもらえるなら、電話をください」と彼の携帯番号が書いてあり、居ても立っても居られなくてすぐに電話をしたのです。
そして話し合った結果、遠距離恋愛をすることになりました。

彼とは付き合ったもののやはり日本と海外の遠距離恋愛は難しく、別れることになってしまいました。
しかしあんなに素敵な気持ちが綴られたラブレターは初めてで、今でも捨てることなく青春の思い出として大切に残してあります。