リチャード・エルフマン監督作品
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FORBIDDEN ZONE フォービデン・ゾーン<リミテッド・フォー・レイト・ナイト> COMMENT
初めて観たときはぶっ飛ばされました。「CUT」2月号より抜粋
 オダギリジョー(俳優)

こんなオバカ映画見たことない!
笑いすぎてシワが増えちゃったかも!?
 土屋アンナ(モデル)

シニカルでふざけた妄想世界
こんなのあったの?!!
実写版『ベティ・ブープ』か?!
 湯浅政明(『マインド・ゲーム』監督)

オープニングのアニメーションが印象に残りました。
全体的にかなり実験的で刺激的な映画です。
幼児教育番組ばりの書き割りセットもチープで私の好きな感じです。
超低予算映画だからこそできた全体のトーンが妙に洒落た感じに見えました。
私の大好きなダニー・エルフマンの音楽がとても素晴らしく、
登場人物も変な人ばかりで、カルトの匂いのする一本でした。
バナナを食べている3人の太った女性達が私はお気に入りです。
監督のリチャード・エルフマンもダニー・エルフマンの実兄だけあって、
才能溢れる人でした。かなりおすすめの映画です!
 野田凪(アートディレクター、映像ディレクター)

あまりのナンセンスに怒りだす人がいるかも知れない。
でも、ツボに入れば2度3度、いや100回200回
見返さずにはいられない最強/最凶の中毒性。
 ミルクマン斉藤(映画評論家、groovisions)

初めて見たのが今から20年近く前。
今回のリバイバル上映の首謀者の一人であるミルクマン斉藤氏と同じレンタルビデオ店でバイトしていた時に、
氏から強烈にレコメンドされたのだ。
低予算丸出し、バカバカしく、お下劣で、ハチャメチャなのは当然として、
何故か超一流の大作見てるみたいな不思議な安定感と凄みを感じたことを今でも覚えている。
なるほど、その後この映画作った人達はそんなビッグネームに成り上がってたのですね!
 田中知之(Fantastic Plastic Machine)

映画界でもっとも強力な兄弟は、コーエンでも、ウォチャウスキーでもなく、
ダニー&リチャードのエルフマン兄弟であることは、
『フォービデン・ゾーン』 を見れば一目瞭然である。
それと、ダニーのミュージカルの真骨頂が『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』でなく、
こっちだということも…何となく分かる
 山口雄大(『地獄甲子園』、『ババアゾーン(他)』、『魁!!クロマティ高校』(05年初夏公開)監督)

弟ダニーが効果音をリズムに取り込めば、
兄リチャードは場面転換やフィルムの早回しの演出で応える、
そんなあうんの呼吸が、この異色のミュージカルを完璧なものにしている。
 村尾泰郎(ライター)

これは最狂の学芸会だ!
だいすきです!!!
 加瀬亮(俳優)

僕の中のベスト・オブ・ミュージカル映画。
ファッション性にとんだ作品は見た人を必ずとりこにするはず。
 袴田能生(スタイリスト)

不思議な感覚だった。勿論、架空の世界、ありえない設定なのだが
自然にこの映画の魅力にひきこまれていき、むしろ足を踏み入れてみたい、
そんな衝動にすら駆られた。 なぜなら、この作品はエンターテイメントとしての
本来の在り方を提示しているからだ。決して裏切る事のないユーモラス、
愚人なんかではない最高のエンターテイナーがみえたような気がする。
 和田聡宏(俳優)

自我が芽生えてからの映画体験は『ブルーベルベット』、『イレイザーヘッド』に始まって、カルト作品にどっぷり浸り、伊勢の田舎で悶々と若気の至りは育成され、大阪芸大時よく利用しておったツタヤの阿倍野店に『フォービデン・ゾーン』は、あったのです。都会は、情報と商品が多くあり、時間だけ異様にあったワタスは、『フォービデン・ゾーン』の日本版ビデオレーベル「ミッドナイトレーベル」に非常にお世話になるのでありました。
この映画を最初に見た時は衝撃的でありまして、周りの知人に良さを布教活動したのであります。今思えば、初ミュージカル映画でもある。
意味不明で面白いだけなんて、ほんと無意味なのです。しかしながら、飽きのこないテンポは、この映画の音楽が重要な鍵を握っておるのですが、この頃はそんな事は全く気付かずにおったのです。
赤犬というバンドで活動しはじめ、面白い大所帯のバンドオインゴ・ボインゴのCDを聞いた時の面白味は、『フォービデン・ゾーン』に感じたそれに近いものでありました。何かであるが何モノでもなく、(オインゴ・ボインゴ)である。独自性のある音楽であったのです。それは、このバンドのリーダである、ダニー・エルフマンの才能なのです。独自の変拍子にのせるメロディーは、あくまでポップさ、それは、奇妙・ストレンジなのです。現在では、『スパイダーマン』、『ビッグ・フィッシュ』などのハリウッドの大作の映画音楽を作曲するダニーエルフマンであるが、映画音楽における原点はこの『フォービデン・ゾーン』なのです。奇妙な初期衝動溢れる音楽が満載であるのです。サンプラーを購入した時は、『フォービデン・ゾーン』のサントラCDからサンプリングして遊んだのであります。間抜けな効果音と程よく解け合っておるのです。ダニー・エルフマンの音楽に対する深い愛情と知識が凝縮されておるのです。趣味が個性的であり、知性的でもあるのです。

低予算でもあるにも関わらず、チープさを逆手にとり、アイディアでより良い作品を創造するその魂には、勇気づけられるのであります。既存のハリウッドの大作に対し、中心から外れた辺境の人々が、抵抗を示す映画であるのです。今思えば、この映画の魂は、ワタスの創造の原子になっておるのです。面白いだけであり、意味不明。これは、意味がないが、究極に無意味であると価値はあるのです。しかも、『フォービデン・ゾーン』は知性の塊であるとすら感じるのです。面白ければなんでもいいのです。
終わる事のない刺激、中毒性の非常に高く、人々を熱狂させしばしの沈黙後、忘却に消える事なく、復活するのは喜びであるのです。レイトショーという文化の精神であるこの映画は、奇妙な夜を降らせるのです。2005年4月夜に、銀幕で6次元に行ける事にワタスは、生きてて良かったな?と思うのでありますた。自己と同一化できる数少ない大切な作品である。要するに、『フォービデン・ゾーン』を面白いと思わない人は、信用できないし、友達にもなれないのです。
 和歌頭アキラ(赤犬)



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